氷上走行会

氷上走行会に向けて車の整備(オイル交換とか)をしようと思っていたところ、走行会の事務局から電話があり、現地の天候によって氷上のコンディションが悪いので走行会は中止します、とのことだった。あー、残念。

ってことで、大人のウィンタースポーツである氷上走行会の紹介。

氷上走行というのは、文字通り氷の上を車で走る走行会のこと。スケートリンクみたいなものをわざわざ用意するというよりは、凍った湖の上を利用することのほうが多いんじゃないかな。タイヤと路面の摩擦係数が小さい環境では、車の挙動が極端かつゆっくり表れるのでドラテクノ練習を安全に行うという点ではお勧めのメニュー。

氷の上といっても、走行会開始直後は氷の上に雪が乗っていることも多く、スタッドレスタイヤでもそこそこグリップするのだが、参加者が走りまくって氷が表面に出てくると絶望的なまでにグリップしない。車の挙動に対してドライバーの操作の寄与がほとんど期待できない状況でのドライブは、車というより船に近い感覚。車の挙動は慣性が支配的になり、滑りながら曲がる、止まるのコントロールを行わなければならない。しかも、時速数キロという超スロースピードでの練習なので、コース脇の雪の壁にぶつかっても車がダメージを負うことはほとんどないという安全環境。

安全に車を振り回してみたい向きにはおすすめです。